ワーキングママ座談会

青木あすなろでは、
出産をした女性社員のほぼ100%が、
育児休業を経て職場復帰しています。
今回の座談会では短時間勤務制度を利用して、
日々仕事と育児に奮闘している女性社員2人に、
「仕事と育児の両立」をテーマに語り合ってもらいました。

MEMBER

メンバー
  • 1999年入社 Nさん 東京建築本店設計部 2児(7歳と5歳)の母
  • 2006年入社 Kさん 東京土木本店見積部 2児(6歳と1歳)の母

現在の仕事について

Nさん
 計画物件や実施物件のCGパースやCGアニメーション、BIMモデルなどの3Dモデルを作成して、お客様に建物の完成イメージを伝えるお手伝いをしています。自分が手がけた制作物がコンペ資料等で使われて受注に至った時は、微力ながら「貢献できた!」という満足感が味わえます。
 CG制作は、特に3Dモデルを作った後の着色や仕上げ工程が面白いです。試行錯誤しながら細部にこだわって、“リアル”に近づいていく過程が楽しくて飽きないです。実際に完成した建物がCGパースとそっくりだったりすると、達成感も大きいですね。

Kさん
 その達成感、分かる気がします。心の中で小さくガッツポーズみたいな(笑)。
 私は今、官庁工事の積算業務を担当しています。主な業務としては見積決裁書とGaiaデータ(土木工事積算システム)のチェックなどですね。入札金額に直結する作業で、入札前の限られた時間で行わなければならないので、正確性とスピードが求められます。
 そう言った意味でプレッシャーもありますが、その分やりがいも感じます。たまに計算ミスなどを見つけたときは、正直「やった!」と思います。性格悪いですかね(笑)。

Nさん
 大丈夫です、すごく共感しちゃいます(笑)。

復職後の仕事に対する意識の変化

Kさん
 復職してからは短時間勤務制度を利用しているので、いかに効率よく仕事を進めるかということを以前よりも考えるようになりました。子どもの体調不良で急に休まなければならないこともあるので、書類などもできるだけ期限より早めに提出するようにしています。
 Nさんの部署は忙しそうですよね。休職前は残業も多かったのでは?

Nさん
 以前は仕事が残っていれば時間をあまり気にせずに残業しちゃっていましたね。細部にこだわりはじめると途中で止めるのが難しくなってしまって(笑)。でも、今は私も短時間勤務制度を利用していて、基本的には残業はしていません。
 Kさんと同じで、私も急な仕事が入ったり、子どもがいつ体調を崩したりしても対応できるように、余裕を持って仕事のスケジュールを組み、さらにそのスケジュールもできるだけ前倒しで進めていくよう心がけています。どうしても残業をしなければならないとあらかじめわかっているときは、夫に相談して子どものお迎えを頼むこともあります。

Kさん
 旦那さん、協力的ですね。うちの夫にも、もう少し頑張ってもらおうかな(笑)。

「仕事と育児の両立」で大切にしていること

Nさん
 あたりまえのことなのですが、“仕事は責任感を持って取り組む”ということですね。上司と相談して無理のないスケジュールを組ませてもらっているので、任された仕事はきっちりこなしたいです。平日、仕事で疲れているときは、夕食にお惣菜を買って帰ったりして手を抜くこともあります。その分、週末には料理や掃除を普段より頑張ったり、子どもといっぱい遊んだりしてバランスを取っています。バランスというか埋め合わせ?(笑)

Kさん
 その埋め合わせ、私もたまに使います(笑)。

Nさん
 仕事と育児の両立は、周囲の協力がないとできないですよね。上司や同僚、夫には感謝しています。

Kさん
 私は、睡眠時間も含めて、“自分の時間”をできるだけ確保するようにしています。そのためにすごく家電に頼っています(笑)。とくに床拭き掃除ロボットですね。下の子がまだ小さいので食後に大活躍しています。よく子どもが勝手に電源を切ったり、別の部屋に持っていったりするので困るんですけど(笑)。それからつい最近、新しい洗濯機を購入しました。洗濯前に手洗いしなくても靴下の泥汚れがきれいに落ちるので助かっています。
 子どもを寝かしつけてから録画した番組を見たりもしますが、落ち着いて部屋を片付けることがストレス解消になっています(笑)。

将来の目標、夢

Nさん
 いま工事部ではVRモデルルームを制作していますけど、設計部でもVR技術にチャレンジしています。今後ニーズがあれば制作物を提供していきたいですね。
 それから、私は今年が勤続20年目なのですが、来年の永年勤続表彰で会社からいただける旅行券を使って、家族でハワイ旅行に行くのを目標に頑張ってきましたので、とても楽しみにしています!

Kさん
 いいですね、ハワイ!楽しんできてくださいね。
 私はまず、いつも急な休みにも理解を示してくれる上司や、嫌な顔をせずにフォローしてくれる同僚に、仕事で少しでも多くの貢献ができるように頑張りたいです。
プライベートでは、子どもが大きくなった時に親と一緒に過ごした楽しい時間を思い返せるように、子どもと関わる時間をたくさん作っていきたいですね。

「仕事と育児の両立」を考えている
学生へのメッセージ

Kさん
 青木あすなろには子育てをしながら仕事を続ける、いわゆる「ワーキングママ」がたくさんいるので、上司や同僚の理解も得やすく、働きやすい環境が整っていると思います。育児休業や短時間勤務の制度も自分に合った形で利用できますし、それぞれの働き方を尊重してもらえます。
 相談に乗っていただいたり、悩みを分かち合ったり・・・。私もワーキングママの同僚と一緒にランチして、愚痴を言い合ったりしています(笑)。
 学生の皆さんには、会社説明会やOB訪問などの機会に、制度のあるなしだけでなく、実際にどのくらい使いやすい環境なのかということも聞いてみたら良いのではないでしょうか。

Nさん
 当社の育児支援制度については、ここ数年の間に一段と充実してきています。短時間勤務制度については子どもが小学校3年生終了まで利用できるようになりました。私は現在も短時間勤務を利用しているので、子どもと過ごす時間を確保できています。当社は無理なく育児をしながら仕事を続けられる環境だと思います。
 この記事を読まれた方と、縁あって同僚としてお会いすることがありましたら、経験者として相談に乗りますので、どうぞ遠慮なく声をかけてください。

Kさん
 本当にそんなことがあったらうれしいですね。私にも声をかけてくださいね!